

「光回線の残置ってなに?」「残置のメリットは? デメリットはある?」など、残置についての疑問がありませんか?
結論からいうと、残置にはメリットもデメリットもあります。
この記事では、具体的な例をあげて、残置したほうがよい場合、しない方が良い場合についてやさしく解説していきます。
最後まで読んでいただくことで、光回線の残置で損をすることが無くなるので、ぜひ読んでみてくださいね。
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光回線の残置とは
光回線の廃止や乗り換えを検討するとき、光回線の開設時に敷いた光回線を、残すか、撤去するかを決める必要があります。
光回線の廃止や乗り換えの際に光回線をそのまま残すことを「残置」と言います。
光回線を残置するメリット
撤去工事をしない場合のメリットはなんといっても撤去費用が不要になることですね。
もうひとつは、廃止や乗り換え後に再び光回線を利用する場合に、残置した光回線を使いまわせるということ。
ただし移転元と移転先のサービスによって、使いまわせる回線と、使いまわせない回線があるので注意が必要です。
たとえばフレッツ光からドコモ光に乗り換える場合は使いまわせます。両方ともNTTの回線を利用するためです。
フレッツ光からauひかりやNURO光に乗り換える場合は残置しても使いまわせません。auひかり、NURO光などは独自に回線を敷いているからです。
光回線を残置するデメリット
撤去工事をしない場合のデメリットは、それ自体には特にデメリットはありません。
しかし、次に新規契約する光回線で、残置した光回線が使いまわせない場合、残置した光回線が邪魔になったり、残置したものを撤去して新しく光回線を引き込まないといけなくなる可能性があります。
その場合は撤去時には費用がかからなくても、新規開設するときに余計な追加料金がかかることがあるので注意が必要です。
また賃貸マンションやアパートで、入居後に自分で光回線を敷いていた場合は、退去時に敷いた光回線を撤去しないと原状回復として別途費用が発生する場合があります。
お住まいの賃貸物件の管理会社やオーナーさんに確認しておくとよいでしょう。
NURO光に乗り換えるなら基本的に残置しないほうがよい
ちなみにこのサイトで解説しているNURO光へ他社光回線からの乗り換えを検討している場合、残置せずに撤去工事したほうがよいです。
NURO光は独自の高速光回線(ダークファイバ―)を使っており、他社回線の使いまわしができないためです。