
在宅勤務やリモート開発が一般化した今、VPNを使って会社サーバーにアクセスする機会が増えています。
しかし、VPN接続では通信が暗号化されるため、どうしても速度が落ちがち。
そんな中で「NURO光はVPN接続でも速いのか?」という疑問を持つエンジニアは少なくありません。
この記事では、実際にリモート開発でNURO光を使う際の体感スピードや注意点を解説します。
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NURO光はリモート開発に向いている?
結論から言えば、NURO光はリモート開発との相性が非常に良い光回線です。
理由は、上り下りともに高速で安定していること、そして応答速度(Ping値)が低いことにあります。
特に、以下のような開発環境ではその恩恵を感じやすいです。
- クラウドIDE(GitHub CodespacesやAWS Cloud9など)を使う場合
- Dockerイメージのプルやプッシュを頻繁に行う場合
- リモートサーバー上で大容量ファイルを扱う場合
- 社内VPN経由でコードレビューやデータ解析を行う場合
これらの作業は「上りの速度」が遅いと極端にストレスを感じます。
NURO光は上り速度が最大1Gbps(2Gプラン)~10Gbps(10Gプラン)と非常に高速なので、
リモート開発の負荷を感じにくい点が強みです。
VPN利用時に速度はどの程度落ちる?
VPNを経由すると通信が暗号化復号化されるため、どうしても速度低下は発生します。
ただし、NURO光ではその「低下幅」が他社光回線より小さいという声も多くあります。
たとえば、同じVPN構成でもNURO光と他社回線では次のような違いが出る傾向があります。
- 上り速度:他社光 100~200Mbps前後 → NURO光 400~800Mbps前後
- 下り速度:他社光 300~500Mbps前後 → NURO光 700~1,200Mbps前後
- Ping値(応答速度):他社光 20~30ms → NURO光 5~10ms
VPNを通した通信では「回線速度」よりも「遅延の少なさ」が重要になります。
NURO光の低Pingはこの点で大きなメリットとなり、
GitプッシュやSSH接続などのレスポンスが軽快に感じられます。
リモート開発でNURO光を使うときの注意点
いくらNURO光が速くても、VPNの構成や接続環境によってはボトルネックが発生します。
快適に使うためには以下のポイントも押さえておきましょう。
- Wi-Fiよりも有線LAN接続(Cat6Aケーブル推奨)を使う
- VPNサーバーの所在地(海外など)を確認して遅延要因を把握する
- VPNのプロトコル(OpenVPN / IKEv2 / WireGuard)を適切に選ぶ
- セキュリティソフトやファイアウォールの設定で二重暗号化を避ける
また、リモート開発ツールによってはVPNを通さず暗号化通信を行うものもあります。
NURO光の低遅延を活かすなら、こうした軽量VPNゼロトラスト系ツールの利用もおすすめです。
まとめ:NURO光はVPN開発にも強い
VPNを介したリモート開発では、どうしても通信遅延や速度低下が気になります。
しかしNURO光なら、もともとの帯域が広く、応答速度も安定しているため、VPN通信下でも十分に快適な体感速度を得られます。
「在宅勤務でもストレスなく開発作業をしたい」「VPN越しのGit操作をサクサクしたい」という方には、NURO光は強力な選択肢といえるでしょう。
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また次の記事でお会いしましょう!
