
「ドコモからNURO光に乗り換えるには具体的にどうすればいいの?」「損をしないドコモ光の解約の仕方は?」「お得にNURO光に乗り換えるにはどうすればいい?」など、ドコモ光からNURO光への乗り換えで考えるべきことが多くて、迷っていませんか?
ドコモ光からNURO光へを最もお得に乗り換えるには「ドコモ光の解約時にできるだけ解約費用を出さないようにすること」「NURO光の契約窓口はどこを選ぶか」が非常に重要です。
光回線の契約は嫌がらせのようにややこしく、とくにキャンペーンや窓口などの正しい知識を知らない人は、大きく損をしてしまいます。
この記事では、元回線系ショップ店員で、現在はインターネット業界で働き続けながら最高のネット環境を求め続ける筆者が、要点を押さえた2ステップで、ドコモ光からNURO光に損せずお得に乗り換えるための全知識をまとめました。
あなたの貴重なお時間を、2分だけ、私にください。
タップできる目次
ステップ1:ドコモ光の解約費用は最大ゼロを狙って解約する
解約時に発生する可能性のある費用は、3つあります。
- 撤去費
- 工事費
- 違約金
ひとつひとつ見ていきましょう。
撤去費
撤去費とは、引き込まれた光回線の物理的な撤去にかかる費用です。
結論からいうと、ドコモ光の場合、撤去費は発生しません。
撤去作業自体は任意となり、実際に作業が必要な場合でも、ドコモ光では費用がかかりません。
理由としては、ドコモ光はNTTから光回線を借りて光回線サービスを提供しているため、回線撤去の際の作業はNTTが行うためです。
工事費
工事費とは、契約時に回線を開通させるために必要な工事で、回線を宅内まで引き込むための工事となります。
「開設時の費用が、なぜ解約時に必要なの?」と思われるかもですが、契約時の工事費が発生する場合でも、契約時に全額支払っていない場合があるからです。
ドコモ光の契約時のパターンは、以下のように分かれます。
契約時 | 解約時 |
---|---|
工事費無料キャンペーンでドコモ光に契約 | 工事費支払いなし |
工事費有料かつ一括払いで契約 | 工事費支払いなし |
工事費有料かつ分割払いで契約 | 工事費残債を一括払い |
上記の通り、「契約時の工事費が有料かつ、支払方法を分割」にした場合に、工事費の残債(残りの未払い金額)を解約時に一括払いします。
工事費無料キャンペーンでドコモ光に契約した場合は、解約時に費用は発生しません。
工事費があった場合でも、開設時に一括で払っているか、分割払いが完了している場合は、解約時に費用は発生しません。
もし「工事費を分割で払っているのか、よくわからない」という方は、ドコモnetのマイページにログインしてweb明細を確認するか、ドコモに電話で確認してください。
総合お問い合わせ(ドコモインフォメーションセンター)
- ドコモの携帯電話からの場合 (局番なし)151(無料)
- 一般電話などからの場合 0120-800-000
受付時間:午前9時~午後8時 (年中無休)
違約金
違約金とは、ドコモ光を更新月以外で解約する場合に発生する費用です。
例を出すと、2020年6月にドコモ光を開通した場合、2022年7月と2022年8月が更新月となり、このあいだに解約すれば違約金は発生しません。反対に、この更新月以外の月で解約する場合は、違約金が発生します(マンションタイプが8,000円、戸建てタイプが13,000円です。)
経過 | 更新月 | 違約金 | |
---|---|---|---|
2020年6月 | 0か月目 | 契約月 | 違約金あり |
2020年7月 | 1か月目 | 違約金あり | |
2020年8月 | 2か月目 | 違約金あり | |
(中略) | |||
2022年6月 | 24か月目 | 違約金あり | |
2022年7月 | 25か月目 | 更新月 | |
2022年8月 | 26か月目 | 更新月 | |
2022年9月 | 27か月目 | 違約金あり | |
(中略) | |||
2024年7月 | 49か月目 | 違約金あり | |
2024年8月 | 50か月目 | 更新月 | |
2024年9月 | 51か月目 | 更新月 |
契約から2年が経過したあとの「25、26か月目」が更新月となります。
「解約のタイミング」を逃さなければ違約金はゼロにできるので、覚えておきましょう。
更新月を逃してしまった場合は、さらに1年経過後が更新月となります。(この例の場合は、2024年8月と2024年9月)
以上、解約時に発生する費用を3つ説明しましたが、うまくいけば解約時費用はゼロです。ただし、工事費を分割払いにしていたなどの理由で、解約費としていくらか費用が発生します。
ただ、費用が発生する場合でも、あることを知っていると、その費用、もしくはそれ以上の金額を、確実に取り返すことができます。
次の項目を読んでください。
ステップ2:NURO光に最もお得に申し込める窓口を間違えずに選ぶ
NURO光では現在、キャッシュバックキャンペーンを実施しており、回線申し込み時に、所定の手続きは必要になりますが、誰もが現金還元を受けることが出来ます。
ただし、申し込み窓口がいくつもあり、それぞれでキャッシュバック金額や手続き方法が異なっています。そのため何も知らずに申し込むと、本来貰えるはずのキャッシュバックを数万円単位で損する場合があります。
申し込み窓口は、大きく分けて「公式サイト」「代理店」の2種類があります。詳しくは以下の表を見てください。
公式サイト | アウンカンパニー | ライフサポート | スローダイニング | ブロードバンドサービス | |
---|---|---|---|---|---|
キャッシュバック金額 | 45,000円 | 最大35,000円 | 最大36,000円 | 最大42,000円 | 最大44,000円 |
手続き方法 | メール | 電話 | 電話確認後にFAXとメール | 電話確認後 | 電話確認後 |
キャッシュバック実施時期 | 2か月後 | おおむね2ヵ月以内 | 6か月後 | 開通から6~7か月後 | 開通から2~6か月後 |
※NURO光にオプション契約無しで申し込みする場合の比較
上記は、公式サイトとそれ以外(代理店)からNURO光に申し込んだ場合の、「キャッシュバック金額」「手続き方法」「キャッシュバックの実施時期」を示した表です。
代理店と公式を比べた場合、公式サイトからの申し込みのほうが
- 手続きが簡単
- キャッシュバックまでのスピードが早く
- キャッシュバック料金が高い
と、三拍子揃っています。
NURO光は公式サイトの申し込み一択というのが、申し込み窓口を比較データから導き出される結論です。
公式サイト(https://www.nuro.jp/hikari/)
代理店申し込みの場合は、公式サイトと代理店の両方からキャッシュバックを受け取る手続きとなり、時間がかかるだけでなく、手続きミスで片方のキャッシュバックが受け取れないこともあるので、確実にスピーディに高額キャッシュバックを受け取れる公式のみを筆者はおすすめしています。
まとめ
絶対に損をせずにドコモ光からNURO光に乗り換える全知識を2ステップでお伝えしましたが、とくに実践してもらいたいポイントは、たった2つです。
- ステップ1:ドコモ光は「更新月」で解約しましょう。(撤去費は不要。工事費は契約時の状況次第です。)
- ステップ2:NURO光の窓口は公式サイト
を利用しましょう。
ステップごとの内容をもう一度詳しく見直したい方は、以下から読みなおしてください。
光回線の乗り換えが無事にいくことを心より祈っています。
参考
NURO光に関する、そのほかの疑問についても記事を書いています。気になる記事があれば読んでみてください。