
在宅勤務やゲーム中にネットが頻繁に途切れると、仕事にも遊びにも影響が出てしまいますよね。
NURO光は高速で安定しているはずなのに、なぜか「ぷつぷつ切れる」「動画が止まる」といった症状に悩まされるケースもあります。
実は、原因は「回線」だけではなく、「接続方法(有線/無線)」や「ルーター設定」、「周辺環境」にあることが多いです。
この記事では、NURO光が頻繁に切断されるときの原因と、有線/無線別の対策を分かりやすく解説します。
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NURO光がぷつぷつ切れる主な原因とは?
まずは、なぜNURO光が頻繁に切れてしまうのかを整理しておきましょう。
多くの場合、以下のような要因が考えられます。
- Wi-FiルーターやONU(光回線終端装置)の不具合
- 電波干渉(電子レンジ、Bluetooth、他のWi-Fiなど)
- LANケーブルの劣化や断線
- 回線の混雑(特に夜間)
- ファームウェア(ルーターのソフトウェア)が古い
- 接続台数の多さによる帯域不足
つまり、「NURO光そのものが悪い」というよりも、「家庭内の通信環境に原因がある」ケースが多いのです。
有線接続(LANケーブル)の場合の対処法
有線接続で通信が切れる場合は、物理的な要因や機器トラブルが疑われます。
1. LANケーブルを交換してみる
LANケーブルの内部が劣化していると、通信が途切れやすくなります。
古い「CAT5」などのケーブルを使っている場合は、最新規格の「CAT6A」への交換をおすすめします。
2. ONUとルーターの接続を確認する
ONU(光回線終端装置)とルーターをつなぐLANケーブルがしっかり差し込まれていないと、通信が不安定になります。
一度ケーブルを抜いて、両端をしっかり挿し直しましょう。
3. ONUやルーターを再起動する
機器が長時間稼働していると、内部で不具合が起きることがあります。
電源を抜いて1~2分待ち、再度電源を入れるだけでも改善するケースがあります。
4. ルーターを最新のファームウェアに更新
ルーターの管理画面から「ファームウェア更新」を行うと、不具合修正や通信安定化の改善が行われることがあります。
無線接続(Wi-Fi)の場合の対処法
Wi-Fiがぷつぷつ切れる場合は、電波の干渉や設定に原因があることが多いです。
1. 電波干渉を避ける
電子レンジやBluetooth機器などは、Wi-Fiと同じ2.4GHz帯を使用しています。
これらを同時に使うと電波が干渉して不安定になります。
- ルーターの位置を電子レンジや金属製家具から離す
- Bluetoothイヤホンを使う際は5GHz帯で接続する
などの工夫をしてみましょう。
2. 5GHz帯への切り替え
2.4GHz帯よりも5GHz帯のほうが干渉を受けにくく、速度も安定します。
ルーターが「デュアルバンド対応」の場合は、5GHzでの接続を優先しましょう。
3. ルーターの設置場所を見直す
壁や家具に囲まれた場所だと電波が届きにくくなります。
部屋の中心や少し高い位置に設置すると、電波が届きやすくなります。
4. 接続台数を減らす
スマホ、パソコン、スマート家電などを同時に接続すると、ルーターの処理能力が追いつかず不安定になります。
使っていない機器のWi-Fiを一時的にオフにしてみましょう。
どうしても改善しない場合の最終手段
上記を試しても改善しない場合は、以下の方法も検討してみてください。
- ルーターを新しいモデル(Wi-Fi 6対応など)に買い替える
- NURO光のサポートセンターに問い合わせて回線調査を依頼する
- ONUやルーターの交換を依頼する(初期不良の可能性あり)
- 別の周波数チャンネルに変更してみる(自動設定が不安定な場合)
特に、NURO光でレンタルしているルーターを利用している場合は、無償交換に対応してもらえることもあります。サポート窓口に相談してみましょう。
それでも改善しない場合は「光回線ガチャ」の可能性も?
NURO光に限らずですが、光回線の品質は自分ではどうにもできない要素に左右されることもあります。
同じNURO光を使っていても、「ある地域では爆速で安定」「別の地域では不安定」といった差が出ることがあるのです。
これは俗に「光回線ガチャ」とも呼ばれ、次のような要因が関係します。
- 地域ごとの回線混雑状況(夜間や休日に特に影響)
- マンション全体での共用設備(配線方式や収容局)
- 近隣住民の利用状況(Wi-Fi干渉や同時接続負荷)
つまり、同じNURO光でも、住んでいる場所や建物の構造によって品質が変わるというわけです。
何もしていないのに数週間後に直ることもある?
「昨日までは切れていたのに、気づいたら直っていた」というケースも少なくありません。
これは、NURO光側でネットワーク設備のメンテナンスや最適化が行われた結果、自然に改善した可能性があります。
また、ISP(プロバイダ)のトラフィックルートが自動的に調整されることで、ユーザー側の操作なしで通信が安定することも。
焦って契約変更や解約をする前に、数日~数週間ほど様子を見るのも一つの選択肢です。
NURO光に限らず、すべての光回線に共通すること
こうした「一時的な不安定さ」や「地域差による品質のばらつき」は、NURO光だけでなく他社の光回線にも共通する現象です。
たとえば、フレッツ光やauひかり、ドコモ光などでも「夜になると遅い」「週末だけ不安定」といった声は珍しくありません。
どの回線でも、地域の通信インフラ(NTT網)を共有しているため、どうしても避けられない要素があるのです。
まとめ
NURO光が頻繁に切れるときは、まず「有線/無線どちらで起きているか」を切り分けることが重要です。
有線で問題が起きる場合はケーブルや機器、無線であれば電波干渉やルーターの位置が原因の可能性が高いです。
また、ユーザー側でできる対処をすべて試しても改善しない場合、「今は運が悪かっただけ」という可能性もあります。
光回線は環境時間帯地域など、複数の要素が絡む“生き物のようなサービス”。
諦めずに原因を探りつつ、冷静な経過観察も行いましょう。
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また次の記事でお会いしましょう!
